柚子こしょうは、我が家の食卓には欠かせない調味料です。ピリッとした刺激とさわやかな香りは、いつもの料理に、一味違ったものに変えてくれます。それでは、私が普段よく作る料理の中から、特におすすめなものを紹介します。

まず、和風の料理から。一品目は、春山菜の天ぷら柚子こしょう添えです。これは、この季節、我が家の食卓の定番でもあります。春はフキノトウやヨモギの若葉、つくし、タラの芽、ウド、コシアブラなど、香りも味も豊かで魅力的な山菜がたくさん取れます。これらをてんぷらにして、荒塩に柚子こしょうを加えたものをパラパラとかけるだけ。それだけで、まるで料亭で出されるような、香り豊かな逸品になります。

もう一品は、アユの柚子こしょう焼き。これは、初夏の料理です。先に書いた春の山菜もそうなのですが、私の住んでいるところは自然豊かな山間にあるので、山菜や川魚がよく採れます。柚子こしょうは、そのような自然の食材と相性が良く、素材の味をうまく引き立ててくれます。採れたてのアユに塩を振り、串を打って遠火でじっくりとあぶります。アユの表面にじわっと油が浮いて来たら、柚子こしょうの出番。ひとつまみをアユの両面のふりかけて少しと炙れば、香ばしさの中に柚子の香りがさわやかな逸品に仕上がります。

次は、洋風の料理です。和風の料理と同じく、素材の味をさわやかに引き立ててくれます。

柚子胡椒でピザトースト

 一品目は、柚子の香りのピザトースト。用意するものは、市販のピザソースととろけるチーズ、そして柚子こしょうだけ。食パンにピザソースを塗り、その上からチーズをのせます。そして、普通にトースターでパンにこんがりと焦げ色が付くまで焼き、最後に柚子胡椒をチーズの上に一振りします。たったこれだけで、普段のものとは一味違う、風味豊かなピザトーストが出来上がりです。

柚子胡椒で和風パスタ

二品目は、和風パスタ。用意するものは、乾燥パスタと醤油、バター、ブナシメジとベーコン、そして柚子こしょう。こちらも作り方は簡単で、フライパンで少し多めのバターを溶かし、ベーコンとブナシメジを炒めます。軽く火が通ったら、ゆであがり直前のパスタを投入。具材を絡めながらさっと炒め、全体になじんだら、柚子こしょうを振りかけます。これで出来上がり。醤油バターと柚子こしょうの風味が素晴らしく、白ワインとの相性もばっちりです。

 柚子こしょうは非常に使い勝手がよく、工夫次第でどんな料理にも合わせることができます。積極的に料理に取り入れ、レパートリーを増やしていきたいですね。